家庭用蓄電池は、機能や容量によって様々なタイプがあります。
系統に連携するタイプの一般的な家庭用リチウムイオン蓄電システムで、低容量のものと高容量のものに大きく分けると以下のようなイメージです。
利用目安 | 容量 | 本体価格相場 |
---|---|---|
単身~3人家族 | 低容量:4kW~6kW未満 | 80万円 ~ 150万円程度 |
4人家族以上 | 高容量:6kW以上~ | 150万円 ~ 250万円程度 |
電力会社の系統に接続しないで、ポータブル蓄電池のような独立型の蓄電池であれば、10万円から50万円程度のものもありますが、災害時にスマホの充電やあまり電力を使わない家電のみなど、使用は限定的なものになります。
企業努力により、機能の向上などが図られていますが、そもそもリチウムイオン蓄電池の原料が世界的に高騰しているので、別の新しい蓄電技術が実用化されるまで、今後数年間は価格が大きく下がることはない、のが実情予測と言えるでしょう。
また、設置には「本体価格」、「設置工事代」のほかに、機種によっては保証費やメンテナンス、AIなどの管理費用などが掛かる場合があります。
「本体価格」だけで考えずに、総合価格で確認することが必要です。
補助金・助成金の活用
蓄電池の普及は国や地方公共団体も推進しています。
そのため、条件次第で補助金や助成金が交付される場合もあります。
補助金は毎年度条件が更新されますし、その年度の上限額などが決まっているので、年度末にはすでに終わっている可能性も高いです。
しかしながら、補助金は必ず適用できるわけではありませんし、手続きも手間が掛かります。適用されればラッキーくらいの気持ちで調べてみたほうがよいかもしれませんね。
補助金・助成金の活用
- 自治体のホームページで補助金情報を確認
- 施工店に確認
- 地域の地球温暖化推進センターなどに確認
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